太っていると健康診断やメタボリック症候群の検診のときによく聞くかもしれませんが「糖質を摂ると太る」という事実は、もう何度も聞いたことでしょう。ダイエットするときにも「まずは糖質を制限しよう!」となるくらいみんなが知っているダイエットの常識ですよね。
でも糖質自体は生きていく上でなくてはならないものなのです。糖質は絶対に摂取しない!ということではなく、必要最低限の量は摂取しておく必要があります。そうしなければ健康に支障が起きてしまう可能性があります。
糖質が体に必要とはいってもなぜ必要なのかがわからないことには糖質を正しく摂取できないので、糖質が体に対してどう働いてくれるのかまとめてみました。
運動するには糖質が不可欠
糖質は体を動かすための必要不可欠なエネルギーです。一般的にダイエットでは「糖質を控えたほうがいい」と言われるのにはここに理由があり、体の中の糖質が不足すると体内にある脂肪を体を動かすエネルギーとして使うのです。糖質が控えることで脂肪燃焼を早くさせる、という仕組みです。
また、運動などで体を動かしたりせずに糖質を使わないでいると「糖質が脂肪になってしまう」という視点からも糖質は控えたほうがいいと言うことになっています。ダイエット=スリム化ということであれば糖質はなるべく控えて必要以上に摂取しないほうがいいと思います。
糖質が頭を働かせてくれる
運動したときは糖質などのエネルギーが消費されますが、実は脳がどの部位よりも栄養を必要としています。
脳は基本的に24時間休まず働いている状態なのでエネルギーである糖分を常に欲しています。そのため脳が活動するために必要な糖分は摂取しなけてばいけません。逆を言えば、糖質は体と脳が最低限活動できる分だけあれば問題はない、ということです。
ちなみに必要最低限なエネルギーについてですが、人間の体は50gほどの糖質なら脂肪に変えずに貯蔵することができるので、1日50gを目安に摂取制限すると脂肪を増やさず、貯蔵された分を脳や体に回すことができると言われています。
糖質50gとは、ごはん1杯、ラーメン1杯あたりですね。1食の主食分くらいは糖質を摂っても大丈夫ということです。
摂取した糖質をコントロールするには?
おデブ男子のみんなが好きな食べものはもれなく糖質が多くてなかなか悩ましいですよね...そんな悩みの前に「糖質を多く摂ってしまったらその分動く」ということを徹底しましょう。
まず効果的なのは下半身を使うこと。下半身の筋肉は上半身に比べてとても多いので、下半身を動かすことは糖質コントロールをするのに効果的です。具体的にはウォーキングやジョギングのほか、スクワットがおすすめです。摂取した以上に動くことで脂肪燃焼も促されるので痩せたいと思っている人は頑張って動いてみましょう。
また、日々の生活の中ではエレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、徒歩や自転車で移動する、これだけでもかなり消費できるので自分の体や体調を見ながら運動量を決めてはいかがでしょうか。
さいごに
ダイエットして痩せたいからといって全く糖質を摂らない食事をするのではなく、上手に糖質コントロールされた食事と体を動かすことが、やはりダイエットの基本であり最も大切なことなのかもしれません。
自分の体のことを考えながら健康的に無理のない範囲で糖質摂取量を決めた生活を心がけていきましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お得なポイントが貯まる会員登録はこちら
(大きいサイズのメンズファッション専門店がGLAMOROUS STORE)
<グラマスストアのおすすめアイテム>