冷えとは単に寒いと感じるだけではなく健康にも大きく影響してきます。放っておけば身体のバランスが崩れるばかりか大きな病気の原因になることも。まずは一番身近な食生活から体質改善を始めてみましょう。そうすれば今年の秋冬には効果を実感できるはずです。
冷えるということは、簡単に言うと血液の巡りが悪くなることです。みなさんすぐに思い浮かぶのが身体のむくみ、肩こりや頭痛など身近な問題も血液の循環が滞り、新陳代謝がスムーズに行われていない「冷え」のサイン。そんなときは身体を内部から温めることで様々な不調からも一気に解消できるので、ぜひ普段の食生活に身体を温める食材を取り入れてみましょう。
身体を温める食材を選ぶ簡単な見分け方は、「寒い地域や気候で採れる食材」であるかどうか。ほかにも「色が濃く黒っぽい食材」も身体を温めますし、根菜類やイモ類など「地面の下で成長する食材」も冷え対策には有効です。
◆冷え対策におすすめ食材3つ
(1)代表格 ショウガやネギ、タマネギ
身体を温める食材としてすっかり定着していますが、どれも地中で育つ野菜です。薬味や下味としても使える食材なので積極的に料理に取り入れていきましょう。
(2)スパイスも有用 トウガラシやコショウ
使いすぎには注意が必要ですが、食べた直後から身体が熱くなるトウガラシやコショウ、サンショなどの辛味スパイスだけでなく、フェンネルやシナモン、クローブ、八角なども身体を温める効果をもっています。コーヒーやミルクティーにシナモンやクローブを一振りするだけでも身体を暖めます。
(3)料理の必需品 塩
少し意外に思う方もいるかもしれませんが、しょっぱいものは身体を温めます。
できれば海水塩のような天然のものを使うといいですね。もちろん多量摂取は高血圧などの別の病気にもつながるので控えましょう。砂糖は身体を冷やしてしまう食材なので冷えが気になるときは注意しましょう。
◆食材を置き換える
肉や魚も「色が濃いもの」を選ぶことで冷え性対策になります。なかでもレバーはとても有用で不足しがちな鉄分も多いので積極的に摂りましょう。ニオイが苦手な方は、ショウガやネギなどで臭みを消せば同時に効果も期待できます。他には白米よりは玄米や黒米、緑茶より紅茶、白ゴマより黒ゴマ、白ワインより赤ワイン、白砂糖より黒砂糖…というように、いつもの食事に登場する食材を置き換えるだけでも充分な冷え性対策になります。
◆食べ方にも気をつける
野菜は生野菜を食べるよりは火を通した温野菜のほうが身体を温める、ということはみなさんもご存知だと思いますが他にも似たようなものがあります。食後に温かい飲み物を飲むだけでも身体の冷えには随分と効果的。さらにもうひとつ、「楽しく食べる」というエッセンスもお忘れなく♪
友達や恋人と楽しく食事ができれば申し分ありませんがひとりで食べる場合でも
彩り豊かにするなど視覚から楽しむことも体内からエネルギーを生み出す重要な秘訣です!
◆さいごに
身体を温める食材を摂ることも大事ですが、身体を冷やす食材を避けることも大切。また摂っているつもりがなくても身近にある化学調味料や人口甘味料など
合成された化合物を含む食品は身体を冷やすことになるので注意が必要です。
これらを参考にして食生活を見直せば冷えからくる身体のむくみ、肩こりなどが改善されて健康になれるはずです。
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